眼の屈折検査(3歳児健診)
更新日:2022年4月19日
3歳児健診に屈折検査機器を導入します
令和4年4月からの3歳児健診において、子どもの視覚検査でも簡単に行うことができる屈折検査機器を導入し、眼の屈折や眼位等の検査を実施します。子どもの視力が発達する時期は3歳から5歳がピークで、6歳頃には成人とほぼ同等になると言われています。この時期に屈折異常や斜視などの問題があり治療が遅れると、視力が正常に発達せず弱視となってしまうことがあります。子どもは見えにくさを自覚していないことが多く、家族も気づきにくいことが多いため、異常を早期に発見し、適切な治療につなげることが重要です。
屈折検査機器とは
屈折検査機器は、まだ視力検査ができない乳幼児(生後6か月以降)の検査を瞬時に行うことができる機器です。この機器は、検査前に目薬をさしたりする処置もなく、大きな機械の前に座ってレンズをのぞき込むようなこともせずに、近視・遠視・乱視などの屈折異常や屈折の左右差、瞳孔不同、斜視などを瞬時に発見できます。
検査方法
お子様はお母さんに抱っこされた状態のまま、カメラで写真を撮られる感覚で検査できます。機器のレンズを見るだけで検査が実施でき、1分もかからずに完了します。
ご家庭で行っていただく絵カードによる視力検査と併用することで、より正確な検査結果を得ることができますので、自宅に送付される絵カード検査は必ず実施しておいてください。
屈折検査で異常を指摘されたら
紹介状を発行しますので、眼科を受診して精密検査を受けましょう。早期に適切な治療を開始することができれば、子どもの弱視のほとんどが改善すると言われているため、見え方に問題がないようでも必ず早めに眼科を受診してください。
このページに関する問い合わせ先
住民福祉部 子ども未来課 母子保健係
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窓口の場所:健康センター1階
電話番号:092-938-0258(直通)
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